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土浦市議会映像配信

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録画中継再生

※会議の録画映像をご覧いただけます。

  • 令和元年第4回定例会
  • 12月17日 本会議 一般質問
  • 郁政クラブ  奥谷 崇 議員
1 台風19号への対応と今後の自然災害への対策について
 (1) 10月12日の台風19号による市内の被害状況について,最終的な避難者数,被害状況をあらためてご報告頂きたい。
 (2) 避難所における課題について
  ① 市民へ「指定避難所」「緊急避難場所」の区分が周知されておらず,自主避難所にも毛布,食料,水があると思って避難してくる方がほとんどであった。事前の周知はもちろん,エリアメールでもその旨を触れておくべきではないかと考えるが,見解を確認したい。
  ② 自主避難所への備品の配備状況が不充分であった。今回は強風が伴ったため,避難された住民の方から「風が強くて怖い,窓ガラスの補強をしてほしい」との要望があったが,養生テープなどの備品が足らず,充分な対応ができなかった。(その他,停電時の照明器具,乾電池,バケツなどは充足しているのか,リスト化の有無)
  ③ 外国人,障害者の受け入れ態勢は整っていたのかを確認したい。障害がある方については,車いすの受け入れ,電源の確保は可能なのか。また,外国人に対する,応対マニュアルの有無と緊急速報メールの外国語表記(英語,中国語)についての見解を伺いたい。
  ④今回,市内中心部には浸水の恐れがあり,避難所が開設されない地域もあった。今回以上の規模の雨量を観測し,桜川が越水した場合,市内の住民の多くが避難所に入れない状況が想定される。その場合の対策についてどのように考えているのか。また,緊急時の避難場所の確保について民間企業や大規模商業施設,高等学校との連携についてどのように考えているか見解を伺いたい。
  ⑤ 避難の際,ペットを連れて避難所にきた方が数名いたと聞いている。ペットの受け入れが可能かどうかの事前告知(案内)と,現場での対応について確認したい。
 (3) 今後の対応について
  ① 9月の台風15号に伴う千葉の大規模停電の発生と復旧長期化の主原因は多数の倒木にあるといわれているが,台風時の倒木によるライフライン(電力や緊急輸送道路を始めとする交通網)への広範囲な被害を鑑みた場合に,平時の森林管理について,市町村が所有者とともに管理責任を負うものと考えるが,今後の森林整備事業の考え方について伺いたい。
  ② 千葉の大規模停電を鑑みた場合,仮に避難所を設けても避難所自体が長期間復電しない等,その機能が損なわれる事態の発生が予見される。このようなケースを鑑み,自家発電導入やV2H技術,プロパンガス等を活用した電源確保策を充実させるべきと考えるが,現在の取組状況について確認したい。
  ③ 近年の気象状況や今回の経験を鑑み,現在のハザードマップを見直す考えがあるのか。また,現在のハザードマップはいつ策定したものか。
  ④ 地震による大規模停電からの復電の際,通電火災の発生をよく耳にする。これに対し,県内では神栖市で感震ブレーカー導入に対する補助・支援制度を設けている(他県では無償配布する自治体もある)。防災強化の観点で制度導入が必要と考えるが,行政としてどのような方向性で考えているのか。
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